目指せ!うるつや髪

うるつや髪になるためのヘアケア

毛先が傷むのはどうして?

特にロングヘアの場合、毛先がパサついて傷んでしまうことはよくあります。

毛先が傷んでいるということは、毛先の組織が古くなっていることを表しています。

 

髪の毛は一般的に1カ月に1センチほど伸びると言われていますが、数か月から数年伸ばしてきた髪の毛の場合、毛先は組織が古くなり、傷みが激しくなっています。

せっかくのロングヘアにツヤを出して美しさを保つためには、キューティクルを整えることが大切になってきます。

 

キューティクルはウロコ状になっていて厚さが0.005ミリほどの薄い透明な膜で、たんぱく質でできています。

このキューティクルは髪を守る役目を担っていて、キューティクルが剥がれてしまうと髪に必要な水分が蒸発してしまい、髪がパサついてしまいます。

 

一度剥がれてしまったキューティクルは元通りに戻すことはできませんが、補修することは可能です。

アミノ酸のシャンプーやキューティクルを補修する成分が配合されているシャンプーやトリートメントを使うことで、キューティクルを補修し、髪にツヤを与えることができます。

髪にツヤがでない理由

ツヤは、髪の毛が光で反射した時に「天使の輪」が見えることがありますが、まさにそれです。

髪の毛の表面が整っており、まっすぐで「キューティクル」が正常である状態だとツヤがでるのです。

 

髪の毛の水分はとても重要です。

髪の毛に含まれる水分はだいたい12~14%で、ツヤがでます。水分が不足すると、水分量は通常の半分ほどになり、髪を保護する役割をしているキューティクルが剥がれていきます。

 

そうなると、髪が傷んで広がったりはねたりと、まとまりのないパサパサの髪になるのです。

 

くせ毛やうねりのある髪の毛は、もともとキューティクルが傷みやすく剥がれやすいです。

髪の毛はタンパク質でできているといってもいいくらい必要な栄養分です。

 

しかしキューティクルが剥がれるのと同時に髪の栄養分であるタンパク質や水分が失われます。

潤いをなくし、栄養が不足した髪の毛はパサパサ髪になります。

くせ毛は遺伝もありますが、普段の生活でなることもあります。

 

ホルモンバランスのみだれや栄養不足、頭皮の汚れなどが原因です。

妊娠や出産によるホルモンの変化やダイエットなど偏った食事で髪の毛に栄養がいかない、シャンプーやすすぎ不足で毛穴が詰まるなど、普段のヘアケアを怠ると、誰でもツヤはなくなります。

キューティクルがダメージをたくさんうけて剥がれてしまっている、うねりのある髪の毛やくせ毛はツヤがでないのです。

髪がぺたんこになる原因

ぺたんこ髪が気になる人にとって、シャンプーの回数は重要です。

1日に2回のシャンプーでは洗いすぎで逆に髪がベタつき、ぺたんこになってしまいます。

今、ノーシャンプーブームと言われ、ヨーロッパやアメリカの有名女優やセレブの間でも「美髪のために洗わない」美容方法を実践しています。

日本でも20代の女性の半数以上が髪のために2日に1回しか洗わないとしています。

洗わないとベタつきが出そうな気がしますが、そうではないようですよ。

 

ただし、シャンプーをしないだけではなくぬるま湯だけを使ってすすいだり、ドライシャンプーなどを使って、ブラッシングをしたり、パウダーを使って余計な皮脂を取り除いたりして美しい髪になるためのケアをしている人も多いです。

 

ぺたんこになる人は、今使っているシャンプーに依存するのではなく、いろいろ試してみるといいかもしれませんね。

キレイな髪を維持するためのヘアケア

最近、年齢に関係なく髪のダメージを気にかける方が増えています。

一体どうすればキレイな髪を維持することができるのでしょう。

 

実は、髪の美しさの明暗を分けるポイントは「頭皮」にあります。頭皮は、わずか0.02mmの角質層で、とてもデリケートなのですが、汚れを落とそうとゴシゴシこすったり、ドライヤーをあてすぎることで想像以上に乾燥しているのです。

ではドライヤーを使わなければ乾燥しないのでしょうか。

 

その答えは、ずばりNG!

 

頭皮を濡れたままにしておくと雑菌が繁殖しやすい上に、濡れた髪のキューティクルはとても傷つきやすく放っておくと水分が外に逃げるのでおすすめできません。

あまり意識したことはないかもしれませんが、乾かす前に手持ちの化粧水を頭皮につけてからドライヤーを当てるなど、髪の美しさには頭皮の保湿が必要不可欠です。

分け目や生え際の白髪を隠す方法について

白髪については、髪全体が気になる場合と、一部分が気になる場合があります。
髪全体の白髪の場合は、白髪染めをして染める人が多いです。
また美容院を利用するという人もいますね。


しかし、髪全体の場合はそのように染める決断をすることができますが、髪の毛の一部分となると、躊躇をすることが多くなります。

それは、髪の毛を染めるということは、髪を痛めてしまうことになるので、頻回にすることを控えたいという気持ちを持つからです。


そのため、分け目や生え際が白髪が目立つと思った時に、髪の毛全体を染めるというのは、とても勇気がいるのです。
しかも度々あることなので、できるだけ避けたいですね。

 

そんなときには、まず一番いいのは帽子を活用することです。
帽子を活用することによって、頭皮の白髪や耳のそばにある髪の毛の白髪等を隠すことができます。
スーパーなど少しの距離に出かける時などは、その方法をおすすめします。
帽子以外でウィッグ等もいいですね。

 

またその他の方法として、部分染めをすることもいいですね。
その部分だけなので、髪の毛全体が傷んでしまうことを防ぐことができます。
その時、その部分だけを染めるようにします。

 

急に部分的に白髪を発見したときには、その部分だけ白髪隠しを行うものも販売されています。
使用をすることによって、その時に完全に白髪を隠すことができます。
しかし、洗髪をすることによって、取れてしまうので一時的な処理方法と活用することになります。

白髪ケアをする方法はカラーだけじゃない

髪の毛が人に与える印象はかなり重要だと思います。
白髪があるだけで実際の年齢よりもおばさんぽく見えてしまいますし、メイクや服装で若々しく見せていても台無しになってしまいます。
見つけるとついつい毛抜きで抜いてしまい衝動にかられますが、やめておいた方がいいでしょう


抜かずに切る程度にして後は染めることでうまくカバーできます。
通常のカラーは2カ月に1回程度で十分ですが、白髪となると人によっては3週間ぐらいで目立ってしまいます。特に白髪が多く目立ち安い前髪やつむじ、分け目部分は小まめにケアが必要です。


全体のカラーを繰り返すと頭皮にも影響が出ますので、部分的に自分で染めるのがオススメです。
ドラッグストアなどで売っているカラー剤を選ぶ時は、少し暗めの色を選んだ方がしっかり染まるし、分け目も自然な感じで染まって自分でもうまくいきます。


外側からケアをしながら内側からもメラニンを増やす食べ物でケアをするといいでしょう。

一番のおススメは黒ゴマです。

ペースト状の物をパンに塗ったりすると摂取しやすいです。

ヨウ素を含む昆布や海苔、ワカメも毎日摂った方がいいです。

 

それから体内のミネラルを増やすように銅を含むレバーや納豆、亜鉛を摂りたい方には牡蠣がおススメです。
髪の毛の土台となる頭皮環境も大切なので、血行を良くして時々マッサージをするといいでしょう。

 

肌と同じで、正しい方法できちんとケアをすることで10年後、20年後の髪質がかなり変わると思います。

メラニン色素を増やして白髪を改善する方法

自分の髪に長い白髪を一本見つけた時かなりのショックを受けるものです。

でも白髪はストレスを減らし、規則正しい生活と食習慣に気をつけるなら改善できます。

白髪の改善に役立つ方法を幾つか紹介します。

まずはストレスの元となるものを出来るだけ取り除き、マッサージやアロマなどを積極的に取り入れ精神を健康に保ちます。
三食きちんと食べ、質のよい睡眠を取るように心がけます。


メラニン色素が生成されなかったために髪に色がつかずに生えてきてしまったので、メラニンを増やす食べ物を摂るようにします。

メラニン色素を生み出すためにはチロシンというアミノ酸が必要です。


チロシンが含まれている食べ物はチーズと大豆です。

1日50gー200gを目標に食べます。

ただ気をつけないといけないのはチロシンは肌のメラニン色素を増やす方にも働きます。美白は保ちたい、でも髪は黒くしたいという相反する目標を解決するカギは摂取する時間帯です。

 

チロシンを摂取してから肌に届くまでの時間は7-9時間と言われています。

ですから比較的早い時間に夕食でチロシンを摂取するなら睡眠中に肌に達するので紫外線の影響を受けなくて済みます。


チーズや大豆食品はなるべく夕食時にとるなら美白と白髪改善の両方に寄与します。

チロシンを含むサプリを飲むのも一つの方法です。

白髪ができるメカニズムを調べて健康で若々しい髪をよみがえらせることは可能です。

 

一度生えた白髪は元に戻らないなどとあきらめずに生活を見なおして食べ物でメラニン色素を増やす努力をしましょう。